『挿話:アザーサイド』 「やるきがおきない」 実験体三十二号に直結しているスピーカーが響いた。生まれて初めてしゃべった言葉がそれだった。 「安曇野センセ、どうしましょ」 オペレーターの滝本エレクトラは生来ののんびりとした口調で言った。振り向き…
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